お金の存在
お金とは只の紙切れであって皆が無意識に決める価値の物差しです。
その価格で買った貴方は、それだけの価値を認めた事になり、
その価格で買わなかった貴方は、それだけの価値を見出せていない。
価値を認める人が一定以上いなければ、その商品・会社は消えていく。
価値を認めた人が一定以上いれば、その商品・会社は継続していきます。
お金が無ければ、物々交換となりますが、
農家と大工さんが物々交換するとなると野菜と家を交換するという事でしょうか?
しかし、家を建てて上げる代わりに野菜5年分をいきなりもらっても、腐っちゃうし、
ローンみたいに5年間ずっと野菜を収穫し続けられる相手(農家)かどうか判断もできない。
となると、交換がとても難しくなります。
そこで、いきなり物々交換をするのではなく、中間的な役割でお金が誕生します。
お金が存在する事で、それぞれが提供するモノやサービスに値が確定します。
しかし、値段はあくまで勝手に決められた値段(尺度)であって、本質ではありません。
今、お腹が一杯な人にとって食べ物は明日の朝まで価値は低く、
腹が減って今にも死にそうな人にダイヤモンドなんてものはお腹が一杯になるまで価値はゼロ。
日々、毎時間流動するはずの価値が、お金によって固定されます。
本当は今すぐ買いたいのに、安い所を知っているから、来月なら安くなりそうだから、
衝動を抑えてしまう。本当は今すぐ必要なのに・・・。
本来の価値ではなく、お金が定める価値に流されてしまう。
皆さんも経験があると思います。
お金持ちばかりがお金に執着しているような考え方も多いですが、
実は貧乏でも中産階級でも皆、お金に執着している。
物々交換よりも、お金がある事で、より公平で安心できる取引が出来るんですが、
そうなるとそうなるで、また歯痒い部分も出てくる。
矛盾があるからこそ世の中面白いのですが。



